住所がなくてもルート検索可能:『NAVITIME』で「what3words」対応開始
what3words Limited(本社:イギリス・ロンドン、共同創立者兼CEO:クリス・シェルドリック)が提供する、3単語で地点を表す「what3words」が、2023年2月1日より、株式会社ナビタイムジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:大西啓介)の経路検索・ナビゲーションアプリ『NAVITIME』にて利用可能になります。
「what3words」は、世界を3メートル四方に区切り、その一区画ごとに固有の3つの単語を組み合わせたアドレスを割り当てたジオコーディングシステムです。例えば、ナビタイムジャパン本社入口は、「 ///でこぼこ。かきね。みずに 」という3単語が割り当てられています。3ワードアドレスは、「what3words」のサイトで検索したり、対応しているガイドブックなどで知ることができます。
『NAVITIME』では、スポットのフリーワード検索と、ルート検索時の出発地/目的地入力、地図を長押ししたときに表示されるスポット詳細で「what3words」に対応します。
本機能はiOS向け『NAVITIME』にて先行対応し、今後Android OS向けにも対応を予定しています。
両社はこれまでも、2020年3月に、「what3words」とナビタイムジャパンの訪日外国人観光客向け『Japan Travel by NAVITIME』で連携を行ってきました。
今回、「what3words」を『NAVITIME』に対応することで、駅の出入口や海辺のスポット、公園のベンチなど、住所を特定できない場所を探す際に、その場所を説明するための目印となるものがない場合でも、例えば、広い公園の一角を「 ///ついた。おしえる。あまぐり 」といった3つの単語で共有することで、公園の「どこ」が分かり、スムーズに集合することができます。他にも、特定の撮影スポットが存在しない自然や風景などの絶景やフォトジェニックな撮影場所を、3つの単語で共有する、といったシーンでもご活用になれます。
なお、「what3words」への対応は、日本人向けのナビゲーションアプリとしては初めて ※ のことになります。※2023年2月1日時点、両社調べ。
■what3words共同創立者兼CEOクリス・シェルドリックのコメント
「現代の人々のライフスタイルと、未来を支える技術が求める位置情報の精度をwhat3wordsは提供します。日本市場での成長に大きな可能性を感じており、ナビタイムジャパンと共に、何百万人ものユーザーの快適な移動を支えて行くことが楽しみです」
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ナビタイムジャパンメディア事業部のコメント
「多様化する利用者のライフスタイルに合わせ、移動に関する様々なサービスとの連携を通じて、利用者に新たな付加価値を提供し、より快適な移動をサポートできればと思います」